はしご写真館(2023/04/15)( 2023年4月15日 )

「カエルの会」活動再開                       2023.5.18報告

関洋(せきひろし)写真展「都市蝶」と「海野和男写真展」

新型コロナの終息(?)に伴って、2023年415日(土)、3年振りに「カエルの会」が開催された。第1回目は、「関洋:写真展「都市蝶」(原田さん提案)と「海野和男:マクロレンズで撮る昆虫世界(写真展と作品解説)」(臼杵提案)を組み合わせての開催となった。なお、参加者は、原田(4回生)、埋忠(5回生)、中條(21回生)、臼杵(5回生、報告者)の4名であった。

 

  • 関洋(せきひろし):写真展「都市蝶」

◎日時:415日(土)、午前10時、JR目黒駅に集合

◎場所:国立科学博物館付属「自然教育園」(目黒)


こぢんまりとした会場に30点ほどの写真が展示されていた。タイトルどおり、大都会「東京」での蝶のスナップショット展で、東京タワーや高層ビルなどを背景にした多くの蝶の写真が展示されていた。大多数は、どこにでもいるごく普通の蝶ばかりだが、中には、外来種のアカボシゴマダラ等も混ざる。説明によると東京の街中にも60種にも及ぶ蝶が、ビルの谷間や公園の植え込みに辛うじて棲み処を見つけて棲息しているらしく、可憐な蝶と巨大な人工物との対比が面白い取り組みだな、と思われた。また、自然教育園は、庭園が広くて種々の樹木や山野草が名前付きで植栽されていて、晴れていればゆっくりと散策できるが、雨の降りがひどく、入り口の山野草エリアだけでギブアップ。その後、駅まで戻ってランチとなり、午後の部のために新宿に移動した。

  • 海野和男:マクロレンズで撮る昆虫世界(写真展と作品解説)

◎日時:415日(土)、午後14:0015:00

◎場所:OM system gallery(西新宿)


午後は、昆虫写真の第一人者、海野和男氏による作品紹介とその撮影テクニックの話を聞いた。話のメインは「深度合成」と言う撮影技術で、実際の作品を見ながらどのようにして撮影したかの解説等を聞いた。鱗粉の細部撮影や、ボケを避けたシャープなマクロ撮影は非常に魅力的だが、技術的にはかなり高度、チンプンカンプンなところも多かった。でも、この技術は、昆虫写真を撮る者にはどうしてもマスターしないといけない技術で、最近発売された90mmマクロレンズは是非、買い求めたいとかなり触発された。午後の部終了後は、近くの居酒屋で懇親会を開催、久しぶりに大盛り上がりで、次回は「恐竜博2023」、幹事は中條さんと決定した。
以上

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