「牧野記念庭園」見学会 + 練馬区立美術館 「植物と歩く」( 2023.8.25 )

◎日 時:  2023年8月25日(金)

◎場 所:  練馬区立美術館 → 牧野記念庭園

◎参加者: ①原田<4回生> ②臼杵<5回生> ③中條<21回生> (敬称略)

<練馬区立美術館チラシ>

今回は、NHK連続テレビ小説「らんまん」(9月末まで放送)で、最近つとに有名になった牧野富太郎博士(我々、生物部においてはお馴染みだが)にちなんで、「練馬区立牧野記念庭園」に行こうということになったが、それ程広い処ではないので、牧野博士の絵も掛かっているらしい、近くの練馬区立美術館「植物と歩く」に寄ることにした。

 

 猛暑が続いているので、時間をできるだけ夕方ちかくにして、なおかつ野外観察がある、牧野記念庭園を後に回すスケジュールにした。


 
<記念写真・美術館モニュメント>

(1)練馬区立美術館 「植物と歩く」

 美術館は、西部池袋線の中村橋を降りて、すぐのところにあり、入場料は500円だが、75歳以上は無料になった。

 <記念写真・美術館モニュメント>

 企画展・「植物と歩く」の展示は、植物を対象とした、写生画、標本、日本画、屏風、油彩、木彫などだったが、花や木が描き込まれた作品にまで対象を広げていて、種々雑多で混然とした企画だった。

 

入口を入ってすぐの処に、「牧野図鑑」の原画が何枚か展示してあり、間近で見ると、生物部時代に植物画を描いていた身としては、あまりの繊細さに「ウッソォ~」という感じだった。いきなり最初に、こんな絵を見せられると、あとの絵のほとんどが、くすんでしまうのだった。牧野時代の写実絵から、現代の草間彌生の水玉絵まで、1時間ほど見て、外に出ると、公園の管理人さんに記念写真を撮ってもらった。


<記念庭園チラシ(部分)> 

(2)牧野記念庭園

 記念庭園は、美術館のあった中村橋から西部池袋線で4駅下った、大泉学園から南に450mほど歩いた処にあり、入場は無料だった。

途中で気がついたが、我々と同じルートでデートしているアベックがいて、最近のブームで混んでいるかと心配したが、閉館30前だったので、ゆっくり見られた。

2,500m2の園内には300種類以上の植物が植えられているが、やはり最人気は、亡くなった壽衛婦人の名を冠した「スエコザサ」のようだった。正直、普通の笹とどこが違うのか、私には分からなかったが、とりあえず管理人のおじさんに記念写真を撮ってもらった。展示室に行くと、細い筆が展示されていて、美術館の絵はこれで描いたのかと思う。

閉館時間になって、公園入口の銘板で記念写真を撮ろうとしていると、近所のおばさんがやって来て、シャッターを押してくれた。曰く、展示されている筆の毛はクロネズミの毛を使っていて、日本では絶滅して、もうあの筆は作れない、と教えてくれた。

 (3)懇親会

 例によって懇親会に出かけました。次回は四谷で忘年会、ということになりました。 (文責:中條)



 <スエコザサと博士の胸像>


<公園入口の石銘板> 

<懇親会の一コマ>

 

詳しくはPDFで>